今日はマーケティング/商品企画のためのユーザーインタビューの教科書のChapter1「計画」を読みました。
概要
インタビューには3タイプある。機会探索型とタスク分析型と仮説検証型である。
ただし、実際にはいくつかの要素が入り混じったり、そもそもの目的がやや違うインタビューも存在する。
機会探索型
「なるほど!」「あなたのことをもっと教えてください!」といった価値観を引き出すインタビューのことを指します。
この時はあなたに興味を持っているというシグナルを出すために、「やや高い声で」頷きやなるほどといった言葉を多く入れましょう。質問はゆったりとした空気感で行います。
タスク分析型
「わかりました。」「他のやり方はありますか?」などのタスクの洗い出しをするインタビューです。
この場合には、テキパキと事実をまとめていきましょう。質問はキレよく行うことが重要です。
仮説検証型
「出来るだけ率直な意見をお願いします。」「それはなぜですか?」など、仮説となっている内容を示して、それがその人に受け入れられるのか、当てはまるのかを確かめるインタビューです。世間一般について受け入れられるのかどうかではなく、インタビュイーがどのように感じるのかを質問することが大切です。
この場合には、いきなり質問をするのではなく、インタビュイーの背景(仕事/趣味/家族構成)などを質問してから本題の質問をすることで、世間一般の回答ではない回答を得られることができます。
仕事で活かせそうなこと
GYOMUハックでよく行うインタビューは機会探索型とタスク分析型かなと思っています。
この二つでは目的が異なるため、声のトーンや調子を変化させてインタビューに臨む必要があります。この使い分けをうまく使いこなすことができたら、より良いインタビューができるようになるだろうなと思いました。
次の記事はChapter2「準備」です。