SPIC2019(Saas Productivity Improvement Conference2019)に参加してきました。
まるっとした概要です。
政府が「働き方改革」実現に向けて動いている昨今、働き方の文脈において中小企業を取り巻く環境は、慢性的な人手不足、育成・教育環境の未整備、長時間労働問題、デジタルデバイドなどの多くの問題を抱えています。生産性向上を目的としたテクノロジーの活用への意識付けは以前より行われていますが、十分な普及には至っておらず、多くは最適な選択をする際に必要なサービスの選定基準やトレンドなどの情報さえ整理できていないのが実情です。2018年7月に一般社団法人at Will Work 主催で開催した「SPIC2018」に引き続き、この度の「SPIC2019」では「生産性を図る“モノサシ“とは?」をテーマに「コミュニケーション」「タレントマネジメント」「エンゲージメント」「マーケティング」「セールス」「採用広報」「バックオフィス」の7つを軸に、それぞれの領域における企業の生産性向上のためのテクノロジーSaaS活用方法について紐解きます。
今回の参加理由
新卒のわたしは今回もこんな課題があるのね、こんな解決があるのねみたいな視点で参加します。 #spic2019 pic.twitter.com/edJCmd1Xl1
— nakochi (@nakochi_t) 2019年7月9日
事実私はまだ配属されて2ヶ月弱で社会や会社の課題感や解決方法についてはわかりません。もちろん昔との違いもわからないので、先人の知恵を頂いていくというスタンスでの参加になりました。なので実際わけがわからなかったものもありました。
離職率や社員のエンゲージメントなどが特にそうですね。これについてはまだあまりピンとこなかったのでセッションの内容をきちんと理解するのはもう少し先の話かなあと思いました。
今回のイベントの全体目的は自分たちにどんなSaaSサービスが適しているのかを学ぶこと。
また、テクノロジー×生産性という観点において、それぞれの経営課題の解決法について学ぶこと。
講演について
時代の流れとして、ビジネスの流動性が早く、情報量の流動性が高い時代になったので全てを経営層(トップ層)が把握することが難しくなっていること、そのために個人やチーム起点のイノベーションが必要となっているという背景があるみたいです。
昔みたいにじっくり会議して意思決定をするというようなことをしていると時代に置いていかれるということらしいです。
なんとなく思春期から情報があふれていた時代なのでそのへんについてはあんまりピンときていなかったりしました。
blogでまとめるまでもなく、twitterで詳しく書いてくださっている方がいるので割愛していこうと思います。
twitterで#spic2019
と検索するだけでどんなことを話しているのかバッチリ分かるかと思います。
個人的に面白かったのはカオナビを導入しているミュゼさんのお話。
カオナビで自撮りを要求したら最大限盛れてる自分を提出する人が大量発生して結局判別できなくなったの本当に面白いけど、女性は自撮りが好きという大きい主語はよくないと思います #spic2019
— nakochi (@nakochi_t) 2019年7月9日
まあ若い女性という点で、こういう問題点は起きそうだなと思ったり。
参加してみて
SaaSを利用するにあたっていいことは、サービスを育てることができる・スモールスタートで取り組めるとかたくさんあると思うのですが、それぞれの課題に適した余剰のない機能を提供している企業を見つけることが1番大切だと思いました。
他にもプロダクトのいい使い方をしている企業の真似を簡単にできること、まずは試してダメだったら次に行くトライアンドエラーが簡単にできること、そのあたりのSaaSの良さみたいなものを今後実感していきたいなと思いました。
弊社のサービスもSaaSなので、競争力が必要になるんだろうなあという薄い感想も得られました。SaaS企業がどのように他の競合とたたかっていくのかというようなことは今回のSPICでのテーマではなかったのでよくわかりませんが、興味が湧いたので今後そういったイベントやカンファレンスがあるのであれば参加していきたい所存です。
後日談
taxiで表示される電子広告が登壇企業様ばかりになってしまいました。おそるべし。